「DRAGONBALL EVOLUTION」のワールド・プレミアが10日、都内で行われ、エミー・ロッサム孫悟空を演じたジャスティン・チャットウィンさん、田村英里子さん、関めぐみさんらキャスト、監督が舞台あいさつを

鳥山明さん原作の人気漫画「ドラゴンボール」の実写版「DRAGONBALL EVOLUTION」のワールド・プレミアが10日、都内で行われ、孫悟空を演じたジャスティン・チャットウィンさん、田村英里子さん、関めぐみさんらキャスト、監督が舞台あいさつを行った。

右から4番目エミー・ロッサム(Emmy Rossum)


 あいさつに先立ち、思い思いのコスプレに身を包んだファンがレッドカーペット歩くなど、原作が人気漫画ならではの演出も。また、森下千里さん、武蔵さん、魔裟斗さん・矢沢心さん夫妻らも登場し、イベントを盛り上げた。

 MCを務めた“ドラゴンボール大好き”を自称するお笑いコンビの次長課長と共に、集まった観客がステージに悟空の必殺技「かめはめ波」を送ると会場にはドラゴンボールを模した巨大バルーン7つが出現。観客が一体となってステージ上にドラゴンボールを送ると、神龍(シェンロン)が現れ、観客の願いが適いキャストと監督が登場した。

 ジャスティンさんは「日本という国がなければ、この素晴らしい作品が生まれなかったので、皆さんに感謝しています」とあいさつ。ピッコロ大魔王に仕える殺し屋のマイを演じる田村さんは「別次元のドラゴンボールになっています。沢山の人に楽しんで欲しいと思います」と自信を見せた。一方、ハリウッドデビューを果たした関さんは「漫画やアニメが長く日本で愛されているこの映画の製作に携わることが出来てとても感謝しています」と初々しくあいさつをした。



鳥山明さんの人気マンガをハリウッドで実写映画化した「ドラゴンボール エボリューション」(ジェームズ・ウォン監督)の公開に先駆けて、10日に東京・日本武道館でワールドプレミア試写会を開催。孫悟空役のジャスティン・チャットウィンさん(26)は「日本がなければ、(映画の)『ドラゴンボール』は生まれなかった。感謝しています」と話した。

 「ドラゴンボール」は、孫悟空とその仲間たちが冒険や戦いを繰り広げるアクションマンガが原作。84〜95年にマンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)に連載され、86〜89年にテレビアニメが放送された。映画は、高校生の孫悟空らが、世界中に散らばる七つのドラゴンボールを集めて世界滅亡をたくらむピッコロ大魔王に挑むアクションで、オリジナルストーリーが描かれる。

 試写会には、2メートル近くの巨大「ドラゴンボール」が出現し、七つがそろったときにジャスティンさんや亀仙人役のチョウ・ユンファさん(53)ら主要キャストが登場した。映画オリジナルのマイ役で出演する田村英里子さんは「別次元の『ドラゴンボール』ですが、たくさんの人に楽しんでいただきたいと思っています」と話した。レッドカーペットでは、ジャスティンさんに「かめはめ波のポーズを取って」との要望が出て、いったんはポーズを取りかけたが「not yet」と“封印”していた。

 映画は11、12日に先行上映後、13日から東京・TOHOシネマズ日劇ほか全国でロードショー予定。毎日JPより




 ハリウッドが実写化する映画『ドラゴンボール』(3月13日公開)でブルマ役を演じるエミー・ロッサム。『オペラ座の怪人』『デイ・アフター・トゥモロー』(2004年)『ポセイドン』(2006年)などに出演し、アメリカではすでに実力派若手女優としておなじみ。日本でも、この11月から森永乳業マウントレーニア』CMに出演するなど、ファッションアイコンとしても注目度が急上昇中だ。そんなエミーがCMのPRで4度目の来日を果し、自身の女優業と『ドラゴンボール』について語った。

――もう作品はご覧になっていますか?

完成したものはまだですが、ラッシュ(映像・音響効果を付加する前の映像)は観ました。

――印象に残っているシーンは?

カメハメ波です! 悟空とピッコロの対決などいろいろなアクションを楽しんでいただけると思います。

――アクション映画になっているのでしょうか。

アクションアドベンチャーで少しコメディ的な要素もあります。もともとの『ドラゴンボール』自体がそういうものだと思います。激しいアクションもありますが、皆さんが楽しんでいただける作品です。

――ブルマをどういう人物だと理解していますか?

私にとってブルマは、知的な科学者であり、強い部分も持ち合わせた女性。ロマンチックな部分をもったまま大人になった素敵な女性ですね。『ドラゴンボール』は、アメリカでも週末の朝にアニメが放送されていて、それを観ていましたので、まったく知らなかったわけではないんです。でも、この役をやるにあたっては、もっと彼女を知りたいと思って、もう一度アニメを観たりコミックを読んだりして勉強しました。

――日本での人気ぶりはご存知でしたか?

ええ。日本ほどではないかもしれませんけど、アメリカでもすごく人気ありますよ。日米両方のファンに対しての責任を感じています。

――アクションシーンは楽しめましたか?

もちろん。9割くらいは代役なしで自分で演じています。マーシャルアーツを習ったり、それまでバイクに乗ったことがなかったんですけど乗りましたし、この役のためにいろいろがんばって練習しました。

――ケガはありませんでしたか?

あざはもうたくさん作りましたけど、ケガはなかったですね。ブルマの髪型は、ポニーテールが高い位置にあるので、ひっくり返ったり落ちたりする時にいいクッションになりました(笑)。

――歌手としても活躍されていますが、エミーさんにとって女優業の魅力とは?

想像力を使うところです。毎回、役に入る前にその人格をすごく考えて、想像力を使って演じています。そうすることによって自然にその役になりきれます。女優は自分とは違う人物になれるところが魅力的。私は歌手としてデビューしてから女優業もやることができましたが、これからもバランスをとりながら両方やっていきたいですね。

――日本でオンエア中の『マウントレーニア』のCMでは自然な笑顔が素敵です。

友人のパーティに招かれるストーリーなんですけど、本当に友人たちといるような雰囲気で素の自分をみせちゃいました(笑)。 オリコンより




エミー・ロッサム(Emmy Rossum、1986年9月12日 - )は、アメリカ合衆国の女優・歌手。


エミー・ロッサム
Emmy Rossum

■生年月日 : 1986/09/12
■出身地 : アメリカ/ニューヨーク州ニューヨーク
■1986年9月12日、ニューヨークに生まれる。幼い頃からオペラを学んできた彼女は、メトロポリタン歌劇場プラシド・ドミンゴルチアーノ・パヴァロッティらとも共演した経験を持ち、同劇場ではのべ6ヵ国語を使いこなし20以上の演目に出演、フランコ・ゼフィレッリ監督の『カルメン』やティム・アルベリー監督の『夏の夜の夢』などにも関わった実力派。ジェームス・レヴァイン指揮による『ファウストの劫罰』ではカーネギー・ホールにも出演を果たしている。99年、13歳のとき「As the World Turns」で本格的なTVデビュー。同じ年に出演したTVムービー「ダブル・キャンパス/天才学者は13歳」ではヤングアーティスト賞のTVムービー部門で助演女優賞にノミネートされる。翌00年、「歌追い人」で映画デビュー。オペラの歌唱法とはまったく異なるアパラチアのバラッドを見事に歌い上げ、力強くも美しい歌声を披露、一躍ハリウッド注目の存在となる。その後はオードリー・ヘプバーンの生涯を描いたTVムービー「オードリー・ヘプバーン物語」で若きオードリーを、クリント・イーストウッド監督の傑作サスペンス・ドラマ「ミスティック・リバー」では主人公ショーン・ペンの娘を演じるなど順調にキャリアを重ねていく。04年にはSF超大作「デイ・アフター・トゥモロー」で主人公の息子サムの恋人役を、ジョエル・シューマカー監督のミュージカル大作「オペラ座の怪人」ではみごとヒロイン、クリスティーヌ役に抜擢されるなど、今後の活躍からますます目が離せないハリウッド期待の若手実力派女優である。


来歴

生い立ち
ニューヨーク州ニューヨーク市にて、エマニュエル・グレイ・ロッサム(Emmanuelle Grey Rossum)として生まれる。両親はユダヤ系で、父親は銀行家、母親は写真家。一人っ子。

幼い頃からオペラを学び、7歳からメトロポリタン歌劇場の舞台に立った。カーネギー・ホールの舞台に立ったこともある。


キャリア
2000年の映画デビュー作『歌追い人』の演技で注目を浴びる。当時14歳。同年のテレビ映画『オードリー・ヘプバーン物語』ではオードリー・ヘプバーンの少女時代を演じた。

2003年のクリント・イーストウッド監督の『ミスティック・リバー』で再び注目を浴び、翌年には、サマーシーズンの大作映画『デイ・アフター・トゥモロー』とアンドリュー・ロイド・ウェバーの大ヒットブロードウェー・ミュージカルを映画化した『オペラ座の怪人』でヒロインのクリスティーヌ役に抜擢され好演を見せる等、目覚しい活躍を見せた。後者ではゴールデングローブ賞の候補とナショナル・ボード・オブ・レビューのブレイクスルー女優賞を受賞している。

2007年秋にはゲフィン・レコードより歌手デビューした。


私生活
現在はコロンビア大学に在学中。

2006年に『ポセイドン』の共演者であるルーカス・ハースと「YouthAIDS大使」となった。


主な出演作品

映画
公開年 邦題
原題 役名 備考
2000 歌追い人
Songcatcher デラディス
2001 アメリカン・ラプソディ
An American Rhapsody 15歳時のシェイラ 日本未公開
Happy Now ニッキー/ジェニファー 日本未公開
2002 ラブ・アクシデント
Passionada  ヴィッキー  日本未公開
2003 NOLA ニューヨークの歌声
Nola ノラ 日本未公開
ミスティック・リバー
Mystic River ケイティ・マーケム
2004 オペラ座の怪人

The Phantom of the Opera クリスティー
デイ・アフター・トゥモロー
The Day After Tomorrow ローラ・チャップマン
2006 ポセイドン
Poseidon ジェニファー・ラムジー
2009 DRAGONBALL EVOLUTION
Dragonball Evolution ブルマ 3月13日日本公開予定
4月10日全米公開予定
Dare アレクサ

テレビドラマ
公開年 邦題
原題 役名 備考
1997 LAW & ORDER
Law & Order アリソン・マーティン ゲスト出演
1998 Only Love リリー テレビ映画
A Will of Their Own 幼少時代のサラ ミニシリーズ
Grace & Glorie ルアン テレビ映画
1999 ダブル・キャンパス/天才学者は13歳
Genius クレア・アディソン テレビ映画
Snoops キャロライン ゲスト出演
As the World Turns アビゲイル・ウィリアムズ ソープオペラ
2000 オードリー・ヘプバーン物語
The Audrey Hepburn Story 幼少時代のオードリー・ヘプバーン テレビ映画
2001 ザ・プラクティス
The Practice  アリソン・エリソン  ゲスト出演
第6シーズン第1話「候補者(前編)」


CM
森永乳業マウントレーニア カフェラッテ」 (2008年 - )