21世紀枠で初出場の利府(宮城)は2回戦の第3試合で習志野(千葉)と対戦、2―1でサヨナラ勝ちし、ベスト8入りを果たした。

利府2―1習志野選抜高校野球大会2回戦=29日)――ともに初の準々決勝進出を目指す習志野(千葉)と利府(宮城)が対戦。利府がサヨナラ勝ちし、宮城県勢として2004年の東北以来の8強入りを決めた。


 習志野は三回、安打や敵失などで二死二、三塁とするも、後続が倒れて無得点。六回は、三塁打の福田を、山下が犠飛で返して先制。利府もその裏、塚本がスクイズを決めて同点に追いついた。

 習志野は八回、二死三塁と攻めるも決定打が出ず。利府は九回、二死一、二塁から藤原が適時打を放ってサヨナラ勝ち。先発塚本は10安打を許しながら1失点で完投した。

( 読売新聞)



第81回選抜高校野球大会2回戦(習志野1−2x利府、29日、甲子園)21世紀枠で初出場の利府(宮城)が夏の選手権で2度の優勝を誇る伝統校・習志野(千葉)をサヨナラ(2−1)で下し、準々決勝へ駒を進めた。

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 試合序盤は両校ともに先発投手が好投をみせ、走者は出すものの得点には至らず、スコアボードには「0」が並ぶ拮抗した投手戦となった。

 0−0で迎えた六回表、習志野はこの回先頭の4番福田が左越え三塁打を放ち無死三塁のチャンス。このチャンスに5番山下がきっちりと大きな犠飛を飛ばし、1点を先制した。

 1点を取られた利府は六回裏、3番馬場、4番井上の連打、送りバントで一死二、三塁のチャンスを作ると、6番塚本がスクイズを成功させ、すかさず同点に追いついた。

 利府は九回裏、内野安打と四球で二死一、二塁とサヨナラのチャンスを作り、2番藤原が中越えのV打。利府が初出場でベスト8進出を決めた。サンケイより



甲子園球場で開かれている第81回選抜高校野球大会第8日の29日、21世紀枠で初出場の利府(宮城)は2回戦の第3試合で習志野(千葉)と対戦、2―1でサヨナラ勝ちし、ベスト8入りを果たした。

 利府は1―1の9回、安打と犠打などで得た2死一、二塁から藤原昂哉が左中間に安打を放って試合を決めた。6回に長打と犠飛で先制されたものの、その裏、2安打と犠打で築いた1死二、三塁から塚本峻大がスクイズを決めて追いついた。
 利府は31日の準々決勝第2試合で早実(東京)と対戦する。河北より