ザ・ベスト・オブ・こぼれ話2009奇妙な出来事や突飛な話"3000年前のマイケルの顔?"

2009年に起きた奇妙な出来事や突飛な話、感動的なストーリーの数々。


  • ネパールの首都カトマンズ(Kathmandu)の空港では、空港職員のポケットマネーとしてわいろを求める行為が後を絶たなかった。これを防止するため、カトマンズ市当局は、空港職員に文字通りポケットの無いズボンを支給した。




  • デイジー」「ガートルード」「バターカップ」などの名前をつけてもらっている牛が、名前をつけてもらっていない牛よりも乳の出が良いとする研究結果を英学術誌「Anthrozoos」オンライン版が発表した。【記事】




  • 珍しい爬虫(はちゅう)類を研究する英国大学院生が7年がかりで集めた「ふん」が入った袋を、大学側が誤って捨ててしまった。大学院生は「ほかの人にとってはただのトカゲのふんだったかもしれないが、わたしにとっては苦労の結晶だった」と語った。【記事】





  • 香港のある金融ジャーナリストは、英銀行HSBCの株価が市場終了直前に24%急落した際に、あまりの衝撃にテレビ生放送中に泣き出してしまった。後に、少額投資家らのショックを考えて悲しくなったと釈明し、自らは株式を一切保有してないと主張した。


  • エセックス(Essex)州の小さな村が、道路にできた穴を「ドライバーが車の走行スピードを落とすのに貢献している」として修復しない方針を打ち出した。しかし、州議会に却下された。【記事】



  • 英議員の不適切な経費請求が相次いで発覚する中、ある議員が、自宅の庭の池に作ったアヒル用の小屋に1600ポンド(約24万円)をかけ、経費計上していたことが明らかになった。この議員は辞任を表明。ついでに、「アヒルたちは小屋を気に入ってくれなかった」と語った。【記事】



 1988年より米イリノイ州シカゴフィールド博物館に展示されている古代エジプト女性の胸像が、6月に急死したマイケル・ジャクソンさんにそっくりだと米シカゴ・サンタイムズ紙が8月5日に報じたところ、これが話題になり、来館者が急増しているという。



約3000年前のエジプト新王国時代に製作されたと見られているこの胸像は、鼻が崩れ、角ばったアゴをしており、これが不気味なほどマイケルさんに似ていると評判だ。博物館を訪れた少女はSNSフリッカーに、「不思議だわ」「多分、マイケルはこれを見て、美容整形外科医に『こんな風にして』って話したのね」と書き込み、少年は「ママ! マイケルがいるよ!」と食い入るように見つめるなど、胸像が収められたガラスケースの前には人だかりが出来ている。



この思いがけぬ人気ぶりに、博物館の広報は「ジャクソン氏がここに来たことがあるかは分かりませんが、胸像とジャクソン氏が似ていることには驚いています」と語っている。




  • 「大きくなったら汚職公務員になりたい」――。入学式でテレビのインタビューにそんな夢を語った6歳の少女が中国メディアの話題の的になった。将来の夢を聞かれると、少女は「汚職する公務員よ。だってものをいっぱい持ってるんだもん」と答えた。【記事】